スクラムフェス札幌2020 招待講演(60min)
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Agile Sapporo: Learn from experience and continue to repair wholeness
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表紙
みなさま、おつかれさまです。それでは、最後のセッションを務めさせていただきます島田です。どうぞよろしくおねがいいたします。
さて、今日のトークですが、きっと、今日参加されている方の中には、札幌の現場で、うまくいっていないことがあって悩んでいる方、何かもっとうまくやりたいと感じていることがあって、そのヒントが欲しいと思ってここに参加している方というのがいらっしゃるんじゃないかなと思います。今日は、そうした方たちに向けて、僕なりの話ができればよいのかな、と考えて準備してきました。
今日、お話すること
ぼく自身はスクラムの専門家というわけでもなく、ふつうの、一介のソフトウェア開発者なのですが、札幌で10年、ソフトウェア開発の会社を続けてきて、何度も分からないことにぶつかって、少しずつ進んできた人間ではあるので、そうした経験を通して大事だと思うようになったことについて、今日はお伝えできればと思います。
島田浩二
ということで、改めまして島田浩二といいます。今日はたぶん初めましての方もたくさんいらっしゃると思います。
えにしテック
ふだんは札幌にある株式会社えにしテックという会社の代表をしています。会社自体は、札幌駅から少し北に歩いたところ、北9条小学校の近くにあります。えにしテックでは、道内外のお客様に向けて、ソフトウェアの開発や開発チームの支援、技術教育などのサービスを提供しています。
Rubyの会
他には、一般社団法人日本Rubyの会の理事を、10年近くやっておりまして。表にでることはあまりないのですが、Rubyの開発者や利用者のコミュニティを支援する活動を長く努めさせてもらっています。
翻訳
他には、最近は翻訳が主ですが、技術書の執筆や翻訳をするのが好きで、だいたい年1冊くらいずつですかね、書籍を出させていただいています。最近だと、「Design It!」「進化的アーキテクチャ 」「エラスティックリーダーシップ」あたりですね。お読みくださった方がいらっしゃったら、ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします
ということで、どうぞよろしくお願いいたします。
では、本題に入って行こうと思います。
今日、お伝えしたいこと
今日は、みなさんにお伝えしたい、ぼくが大事だと考えていることは全部で4つあります。
1つ目が「全体を意識する」ということ。
2つ目が「感情に耳を傾ける」こと。
3つ目が「人ではなくプロセスをリードする」こと。
4つ目が「練習する機会を持つ」こと。
では、一つずつお話ししていこうと思います。